サギング切子「Uno」

 

江戸切子小林 4代目 小林昂平によるオリジナル技法「サギング切子」で数日から1週間かけて自らガラス生地から制作する1点物の「Uno」シリーズの作品です。


「サギング」は電気炉を使用したガラス工芸技法のひとつで丸い穴の開いた板状の型の上に板ガラスを置いて熱することで穴からガラスを落として器をつくる技法です。そのサギングと切子を組み合わせたオリジナル技法が「サギング切子」です。


unoはイタリア語やスペイン語で1という意味。作品をガラス生地の制作から始めること、サギングの際にガラスが落ちてくる様子を横から見るとUの字にみえることから一連の作品シリーズを「Uno」と名付けました。